介護職と看護職の違い①
介護の世界にのめりこみ、現在は後輩の育成に力を注いでいる教員が、ある日、介護職と看護職の違いを、自らの体験談を事例に、判り易く説明してくれた。
目の前のご利用者が「トイレに行きたい」とおっしゃっている。
さて、このとき両者の反応はどうか?
オムツが濡れるのは誰もが不快である。
よって、オムツが濡れる前にトイレに連れて行ってさしあげる。
これが介護職。
オムツをしているから濡れても大丈夫である。
よって、トイレに行く必要はない。
これが看護職。
その教員が、実際に看護師の口から聞いた言葉は、「オムツしているんだから、その中でしちゃいなさい」だったそうだ。
これは、専門学の違いといったところなのだろうか。別の話として、②へつづく。