高齢者施設で働くということ

仕事のことをメインに、日常生活でおやおや?と思ったことや、どうでもよいことなど、約1億2600人のうちの一人のつぶやき。

残念だったこと


就職した高齢者施設を退職するにあたり、残念なことが幾つかあった。中でも特に残念だったことは、最期にフロアリーダーとの面談がなかったこと。

リーダーは、新卒で一貫して介護施設で働いている大ベテランで、次期副施設長候補ではないかと私は予想する。そのリーダーから、「社会経験のあるあなたが数か月働いてみてどうたった?どんな点を改善したら良いと思う?」というような質問がなかったのが残念だった。

お前の意見なぞ聞いても役に立たねーよ、お前に何がわかるんだよ、そんなこと言われる前にとっくにわかってるんだよ、机上の空論はやめてくれよ、なーんて思われていたのかな、とにかく何も聞かれなかったのが悲しい。

それから、先輩職員から実務のレクチャーをしてもらって、誰のどんな教え方が良かった?悪かった?みたいなね、そんな質問がなかったのも残念だったなぁ。

過去に退職していった方から聞いて、耳タコだったのかしら。


あ、聞くに値しない私だったとか? えー!まーじーでー?


眠れない


いや~、まいった、まいった。不安でぜんぜん眠れいない。ネットで調べれば調べるほど、悪い情報が入ってくる。それもかなり辛い情報。

ネットって、情報を収集するツールとして優れているけれど、内容によっては人を恐怖に陥れることがわかった。受け取る人の度量にもよるのだろうけれど、あいにく私はビビリィなもので、今どん底な気分だ。怖い。怖くて仕方がない。

どうやら私の病気は、視診後に造影剤CTと造影剤MRIの予約が入った時点で、アウトみたいだ。治療法は、後遺症含めて想像以上に辛いようで、今の私にとってこれが一番の恐怖となっている。

死の恐怖というよりも、治療の辛さ、後遺症の辛さ、痛みの辛さ、苦しさを想像しただけで恐怖で震える。

結果が出ないうちから騒いでしまう私をお許し下さい。


ゴジラと理研

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この本によれば、1941年陸軍からの要請を受けて、理研原子爆弾発の極秘研究に着手しているという。ゴジラ映画と理研は縁が深いようで、初代『ゴジラ』映画で山根博士の娘・恵美子さん役は、河内桃子(本名:大河内桃子)さんという女優で、理研グループの総師で子爵の大河内正敏氏の孫娘だそう。


この前観た映画『シン・ゴジラ』の中で、誰かが「りけん」と言っていたけれど、理研のことでよろしいのかな?たぶんそうだよね。そして、「おおかわち」さんという名前も言っていたうに聞こえたけれど、漢字で書くと大河内さんでよろしいのかな?


ヤバイが本当にヤバイになった


このまま仕事を続けたら私がダメになるぞ、ヤバイぞ、と感じたので退職した。

バイことになるぞと思っていたら、本当にヤバいことになった。
つい最近、病気になってしまい、開業医での通院がスタートした。定期的に通院が必要で、長丁場になるという。退職して良かったと思った。

ところが、ヤバイことは更に上をいっていた。その病気の原因が判明し、病院への紹介状が渡された。そういえば、この病院、医師の勝利が見込めない患者はお手上げするって噂だったな。私の家族もこの病院で告知を受けて、検査の結果お手上げで、結局大学病院を紹介されたしな。はぁ、私も同じか・・・・なんて、まだ結果も出ていないうちから凹んでいる。

ということで、このブログを今月いっぱいで終わりにするか、あるいはどうでも良い日々のことを綴っていくか迷い中である。

ヤバイぞ、ヤバイぞ


早番介護職員1人で24人の利用者様。遅番介護職員1人で24人の利用者様。夜勤1人で24人の利用者様。

特養は大変だとは知っていたが、未経験の私にとって、想像以上に過酷な労働環境であった。勤務中は常に時間との闘いで、いつ事故が起きてしまうかしれない緊迫した状態。仕事ができない私はお昼休みも無いに等しく、水分補給もままならず、肉体も精神もボロボロで、このまま続けたら危険だなと感じた。

先輩職員は、残業が当たり前になっている。帰らないというより、やることが多くて帰れないのだ。それには“手書き”という悪魔が存在することも理由になっている。

定時になっても帰らない会社員は多い。その場合は、帰らないというより、帰りにくいというほうが当たっているかもしれない。だが、私が就職した高齢者施設は、ほんとに帰れないのだ。(他の施設に就職した同期からは、そこまで早出・残業はないと聞く)

特にビビったのは、16時間の夜勤明けにもかかわらず、2時間3時間4時間たっても帰れないことだ。入職間もない頃、夜勤明けの職員Aさんが利用者様を桜の花見にお連れしていた。そのAさんが「じゃ、お疲れさまでした~」と退勤したのは14時半だった。つまりAさんは、夜勤定時1時間前出勤+夜勤16時間-休憩1時間半+残業5時間=勤務時間20.5時間ということになる。20.5時間?なにブラック?と思った。でも、まぁそれは春の一時的なことだろうと思った。しかし、一時的ではなかった。恐ろしいと思った。

私が、仕事であまりストレスを感じたことのないこの私が、さすがにストレスを感じた。それもかなり強いストレスである。体が壊れ始めている気がした。これはヤバイぞと思った。

というわけで、退職させていただくことにした。というか退職した。

仕事に慣れたら、あんなことやこんなこと、提案して改善につなげたい、なんて己惚れていたけれど、まったく使い者にならない私なのだった。

なぜ、特養に就職したのか? それは介護の基本を学ぶため。そんな下心があった。そして行く行くは訪問に行きたかったから。

でも、ちょっとここで、いったん休止符が必要となった。


dマガジンはオススメ


書店で新品の文庫本・単行本を買う頻度がめっきり減った。いつもは、書店で下見をしてから図書館で借りて読むとか、マーカー引いたりメモして手元に残したい本は中古を買っている。書店で買うのはせいぜい雑誌ぐらいだ。

週刊誌やメジャーな雑誌は、dマガジンのおかげで買わずに楽しめている。デバイス最大5台まで可能な『dマガジン』は、オススメである。電車の中では携帯で、部屋ではiPadミニで雑誌を読んでいる。後で再読したい記事は、スクリーンショットで残せるので便利だ。

そんな私だが・・・・・

何故だろう、
どうしたことだろう、
有隣堂(書店)のブックカバーが無性に欲しくなった。調べたら10枚セットで売っていると知り、20日間ばかり財布と相談の上、ついに買ってしまった。

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好きな色を10枚選べると言われたが、せっかくなので全色にした。早速、図書館で借りた本や、中古で買った本にカバーしてみた。10枚1組150円(+税)。


介護業界の人手不足について③

 
あー、さて、前回のつづき

介護業界は人手不足だと言われている。私が就職した高齢者施設でも、職員が足りなさ過ぎて呆気にとられる始末だ。あまりにも職員が足りなくて、なんでだ?どうしてだ?という疑問が私の心に積もり積もってしまった。

なので、施設の偉~い人に聞いてみた。

何故ここの施設はこんなに人が足りないのか?他の施設よりも少ないのは何故か?ってなことを、やんわりと大人の色気で聞いてみた。

そうしたら、法的にはうんちゃらかんたら、法律と実際はうんちゃらかんちゃらということだった。(せっかく聞いた内容が、右から左へ流れて頭に残っていない。あはは)

で、ここだけはしっかり頭に残った。それは、「本部から、あと〇名採用して良いですよと許可が出たところなんですよね、だからいま募集しているところなんですよ、もう少し辛抱して下さいね、すいませんねぇ(ペコリ)」って言葉。これだけはしっかり覚えている。

前々回前回の話を総合すると、そっかー、やはり、人材が足りないのではなくて、施設側が人材を足りなくしているってことなのねぇ。

と考えるわけでして、

人手が足りなくてアップアップな我々に対して、社会福祉法人によっては理事長ポストが高額で売買されている、という話と照らしてみると、

なんだか解せないねぇ。
しっくりしないこないねぇ。
モヤモヤするねぇ。
こりゃ飲まずにいられないねぇ。
食べずにもいられないねぇ。


じゃ、とりあえず、昼寝するか!

 

台風中継について

台風が来るといつも思うこと。
それは、こんな海岸でのTV中継だ。

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そこで人が立って実況中継する必要性があるのけ?
定点カメラで良くね?

定点カメラを見ながらの実況でも良いんじゃね?

なんちって

 

介護業界の人手不足について②

卓球女子団体を最後のインタビューまで見て、目がショボショボ~。
銅メダルおめでと~う💛あはあは


あー、さて、前回のつづき

介護業界は人手が足りないと言われている。実際に就職してみると、私が勤める高齢者施設でも同様、いや、想像以上に多忙を極めていた。(まじやでぇ~、人増やせや~)

ところが、私が勤める施設では、介護職員自らが人手不足を招いた経緯があるという。(なぬ?聞き捨てならねぇ)

情報提供者である非正規職員のWさんによれば、
以前は、各階を手伝いとして回るフリーの介護職員が2~3名いたが、フリー者が出向くと、「大丈夫です、あとはやりますから」と各階で言うものだから、いつしかそのフリーの人数が減らされ、ついに1名になった。
ということだ。(ホンマでっか)

Wさん「やることは沢山あるんだから、いいです、なんて言わないでどんどん頼んじゃえばいいのよ」(おっしゃる通り!)

自分たちで自分たちの首を絞めてどうするんだい。(おこだお)

私からすると、何を血迷って「大丈夫です、あとはやりますから」なんて先輩たちは言っていたのだろうかと思う。どんな心理が働いていたのだろうか。もったいないお化けが出るって話ですよ、まったく。(激怒だお)


冷たい手


生きる上で欠かせない水。水分補給は、とても重要である。
高齢者施設では、利用者様の嚥下機能の評価をもとに、必要に応じて飲料にトロミをつけたり、ゼリーなどを提供して水分補給をしていただく。

水分補給用のゼリーには、イオンゼリー、お茶ゼリーなどがある。いずれも毎日新しいゼリーが調理室から運ばれて、フロアの冷蔵庫に保管されている。

利用者様の水分補給は、朝・昼・夕食の他に、10時前後・15時前後・就寝前に必ずしていただく。(目標水分量は個人差がある)(施設によっては、10時の部がないところもある)

利用者様の中には、トロミ飲料がNGのためゼリーのみ、という方がいらっしゃる。つまり、冷蔵庫から取り出した冷え冷えのゼリーのことである。それを毎回摂取していただく。体が冷えないのだろうかと心配で、話しかけながらそっと手に触れるといつも冷たい。

というわけで、ゼリーを提供する30分前に冷蔵庫から取り出しておくことにした。トレーの上に置いて布巾をかぶせ、できるだけ常温に近づける。

が、先輩職員から怒られちまったぜ~い。
腐敗の原因になるからだってさ。う~ん、そう言われると従うしかないか。

提供するときに、レンジで温めるという手を考えた。栄養士に聞いたら、ゼリーの原料は寒天だと言う。チンしたら溶けちゃうって。でも、人肌なら大丈夫かな。今度やってみよう。(今までやってみたことのある先輩職員はいなかった)

温めたら不味いかなぁ。ほうじ茶ゼリーなら温めても不味くないかも?
ぶつぶつぶつ、ひとりごと